僕のミッフィー

2014/08/13 (Wed)

あ、かるきですこんちわ。

久々の更新だというのに、全然メイプルと関係ないけどちょっと聞いてくれよ。
こないだあった話なんだ。


いつから？というのはハッキリ分からないのだけど。
数日前から、僕のミッフィーの様子が何やらおかしい。



いや、具体的にどうということはない。
テレビやマンガで見るように。

予期せぬでん部へのダメージがあったとしても。

「ホォオオオオオオオウッ！！！！！！！！」なんてことはない。
日常生活に大した支障はない。

例えるなら。

何かに憤りを感じて声にならない声を上げ続けている。
そんな感じだったんだ。



これは…。
この感じはまさか…。

僕は大人の階段を上ろうとしているのか！？


恐くなった僕はすぐさま、行きつけのドラッグストアへと歩き出した。

そう。ボラギノールを求めて！！！




ドラッグストアの入り口に立ち、天井の釣り看板を見渡した。


あれは一体何にカテゴライズされるのだろう？

皮フのジャンルかな？

うん。
たぶん皮フのジャンルだな。

夏のこの時期である。
「皮フ」コーナーには虫刺されの薬が全面的に並べられており。

そしてそのその隣で。
ひっそりとしかし確かな存在感を持ってボラギノールは陳列されていた。

驚いたのは商品ラインナップが思いのほか多いということ。



軟膏に注入軟膏に坐剤タイプ。
内服薬なんてものまである！すごいぞ！

これまで知りえなかったボラギノールの世界が広がっていく！！


ミッフィーノービスの僕は軟膏タイプを手に取り説明書きをまじまじと読む。
しかし、この製品情報が僕を悩ませることになる。

黄色のAタイプと緑のMタイプ。
一体どちらが良いのだろうか…。ということに。


特徴を見ると。

黄色のAタイプは。

4種の成分がはたらいて、痛み・かゆみに優れた効果を発揮します。
使いやすさを考え、なめらかですべりのよい油脂性基剤を使用しています。

とある。
なるほど…。

では、緑のMタイプはというと。

4種の成分がはたらいて、痛み・かゆみに優れた効果を発揮します。
使いやすさを考え、なめらかですべりのよい油脂性基剤を使用しています。

一緒じゃねぇか。なんだこりゃ。

ロゴマークから察するに。
局所の更に詳細な使用部位によって変わるのか？？？
とも思ったけれども、これも説明書きは変わらなかった。


…となると有効成分の含有量で症状の程度によるか。
いや、それとももっと詳細な症状によって……―


右手にイエロー。左手にグリーンのデュアルブレイド。
皮ふコーナーの前に立ち尽くし１刻ほどの時が過ぎた。

一人のご婦人が申し訳なさそうに手を伸ばしムヒを取り去っていく。


もうどっちでもいいか。
と半ば投げやりになってきたそのとき。

「あの……。」と背後から声をかけられた。

顔だけを声の方向へ向けると。
そこには色白の女性の店員さんが立っていた。

気を利かせて薬の説明をしにきてくれたのだろう。

「あ、これって…」
「かるきくん？？？」

右手のイエローと左手のグリーンをその声の先に向けながら何か言おうとしたのとほぼ同時のことだった。

「あっ…はい」
「あっ…」

不意に訪れた沈黙の中でようやく気づいた。

同級生の女の子だということに。


そして彼女の視線は、僕の両手に注がれており。

今、確実に何かを察しておりますともー！！！！！

そんな表情をしていた。


えー！ここではたらいてるんだーー？いつからー？
へーそうなんだー。
あこれ？いやーなんかどれがいいのかわかんなくてさー。


口から勝手に出てくる言葉をよそに。
頭では別なことを考えていた。



この店で、自分のあだ名の方向性が決まった気がする・・・。


いや・・・。店もそうだけど。

さくらサーバー。



かえでサーバー。







プリザにしたんだし！！！

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夏の思い出をつづろうキャンペーンこれでいい？
だめ？あぁそう。


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